1956年、ソ連がインドに経済援助。1957年、米国がインドに借款を開始。いわゆる東西援助競争が始まる。1960年代に入り、米国がパキスタンにF104を供与したのに対し、インドはソ連からミグ21の供給を受けた。中印国境戦争では、ソ連は中国を支持しないだけの消極的支援で、インドは米国に支援を求めた。
インドは伝統的に非同盟、全方位外交を志向。近年、日本、米国との関係を積極的に強化。またロシアとの伝統的な友好関係を維持。中国との経済関係が急速に発展。モディ首相はアジア太平洋地域における具体的協力を推進する「アクト・イースト」政策を展開。
ジャンム・カシミール州の管理ライン付近においては,2003年に,インド・パキスタン両軍の間で停戦が合意されましたが,それ以降も両軍間で銃撃戦等が散発的に発生しており,治安は不安定な状況です。
また,同地方の管理ライン付近とラダック地域を除く地域では,1980年代から,カシミール地方のインドからの分離独立等を目指す過激派の活動が続いており,テロ事件が多発しています。インド内務省のまとめによれば,2014年に同州で発生したテロは200件を超え,死者は一般市民を含め70名を超えています。
2003年,インド・パキスタン両軍の間で停戦合意が行われましたが,それ以降も両軍間で銃撃戦等が散発的に発生しており,2014年10月には両軍間の越境攻撃が激化し,双方の民間人にも被害が出る事案が発生したほか,2015年8月には双方の迫撃砲弾の応酬が行われ,多数の死傷者が発生しています。
また,2016年1月には,隣接するパンジャブ州パタンコートの空軍基地が武装勢力に襲撃される事案も発生しています。
さらに,2016年7月には,イスラム過激派ヒズブル・ムシャヒディンの若きカリスマとして知られるバルハン・ワニがインド治安部隊により殺害されて以降,殺害に抗議する群衆と治安部隊の衝突が繰り返し発生し,50人近い死傷者が発生しました。
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