日本日本・朝鮮・満州の経済一体化による資源自給圏確保の構想 第一次世界大戦に航空機と戦車が主戦力として登場した結果、陸軍の近代化には重工業の育成と石油資源の確保が不可欠であることが分かり、ここから日本・朝鮮・満州の経済一体化による資源自給圏確保の構想が生まれた。 第一次世界大戦によるヨーロ...2018.06.24日本
中国中国の袁世凱政府に対しての二十一カ条の要求 日本が韓国を併合し、関東州を租借して半ば大陸国家に転じたとき、中国で辛亥革命が勃発した。 軍部はその混乱に乗じて派兵をはかったが、政府が国際関係を考慮して拒絶すると陰謀的に満蒙独立運動を始め失敗した。軍部は政府に拘束されず出兵できる朝...2018.06.23中国
中国日清戦争の敗北 日清戦争の敗北は清朝にとってベトナムをめぐる清仏戦争での敗北とともに、大きな衝撃となった。台湾の割譲、2億両の賠償金、朝鮮宗主権の放棄は清朝にとって屈辱であっただけでなく、国家のあり方への反省の機会を与えた。また“眠れる獅子”清朝の敗北...2018.06.22中国
中国東学と農民軍 1894年7月25日、日本海軍は黄海上の豊島沖で奇襲攻撃をかけて北洋艦隊の戦艦1隻を沈めた。陸上でも日本陸軍が行動を開始、清の朝鮮駐屯軍と7月29日、京城南方の成歓で衝突、清軍は大敗し潰走した。このように日清戦争も日本軍は宣戦布告前に奇...2018.06.21中国
中国甲午農民戦争(東学党の乱) 上海の租界では外国人は競馬などを楽しみながら優雅な生活を送っていたが、その裏には中国人に対する露骨な差別があった。悪名高い黄浦公園の「中国人と犬、入るべからず」の看板が外されたのは、1925年の五・三○事件、1927年の国民革命と、反帝...2018.06.20中国
中国上海事件 威海衛、1898年にイギリスが清から租借した山東半島の港。中国の遼東半島の先端に位置する港。明代に衛所が置かれたので、威海衛の名がある。清末に李鴻章が創設した北洋艦隊の拠点とされて重要な軍港となった。日清戦争の末期の1895年には日本海...2018.06.19中国
中国アヘン戦争② 中国政府の特使・林則徐は、アヘン吸飲者・販売者への死刑の執行を宣言し、イギリス商人に対し期限付きでアヘンの引き渡しを要求した。それが履行されないので貿易停止、商館閉鎖の強硬手段に出て、アヘン2万箱を押収し、焼却した。 清朝がアヘン...2018.06.18中国
中国アヘン戦争① 太平天国軍が迫り、騒然としていた1862年の上海を目の当たりにしたのが、高杉晋作であった。高杉は幕府が貿易の実情の調査のために上海に派遣した千歳丸に長州藩から選ばれて乗り組んでいた。薩摩藩の五代友厚も水夫として乗り組んでいた。 1...2018.06.17中国
政治西原借款 「西原借款」とは、第一次世界大戦中、日本の寺内内閣が中国の段政権を助けるため、外務省・軍部の対華政策と異なる経済提携策、いわゆる「大蔵外交」としてうちだし、寺内の私設秘書である民間人で大陸浪人の一人・西原亀三に秘密交渉にあたらせて行った...2018.06.16政治
日本日露戦争の結果 日露戦争の結果、日本は韓国の保護国化を実現し、旅順・大連の租借権と東支鉄道南満州支線の譲渡をうけ、七大国の一つとなった。 しかし、日露戦争は英米から戦費の4割と兵器弾薬の大半を供給されて戦ったもので、東アジアにおける英米の利益...2018.06.14日本