アカエイ三分、小切れが二分

アカエイの尾はムチのように長く伸びて、つけ根より少し先に1本の猛毒をもつ短いとげがあり、これに刺されると、命を落とすこともあります。そのため、漁師はこれを恐れて、アカエイを漁獲すると尾のつけ根から切りとります。アカエイの料理で簡単なのが赤味噌の味噌汁です。

古いことわざに「アカエイ三分、小切れが二分」といって、アカエイは大きな一尾を丸々買っても三分と安い魚ですが、小さく切ったものは二分と割高に売っている。しかし、下ろす手間や、食べ切れずに捨ててしまう分のことを考えると、結局は二分で食べる量だけを買った方が安いというものです。

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