大航海とキリン

交易

明代の色目人イスラム教徒宦官、鄭和は、1405年から、大船62隻、乗組員2万7800名余りという大船団を率いて、東南アジアからインドに航海し、最終的にはアラビア半島やソマリアまで行っており、メッカに代参もさせている。一説ではマダガスカル島まで到達しているとの話もある。

 

この大航海の副産物として、キリンが運ばれているが、これは中国の聖獣麒麟(ビールのラベルでお馴染み)にちなんで名付けられており、麒麟は徳の高い皇帝の御代に現れるとされているため、永楽帝の目的にはピッタリの動物であった。

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