2月11日は、1966年に「建国記念の日」に定められました。この日はかつて「紀元節」という祝日でした。神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節)は、戦後占領軍の意向で祝日ではなくなりました。しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まりました。
「建国記念日」の設置を定める法案は、9回の提出と廃案を繰り返すも、成立には至りませんでした。
結局、名称に「の」を挿入した「建国記念の日」として《建国されたという事象そのものを記念する日》であるとも解釈できるようにし、具体的な日付の決定に当たっては各界の有識者から組織される審議会に諮問するなどの修正を行い、社会党も妥協しました。
そして、1966年に国民の祝日に認められ、翌年から適用されたのです。
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