経済

仮想通貨

通貨というものは、いつも新しい技術とセットだった。金貨や銀貨や銅貨を同じ大きさと重さと形で大量に作る技術は中央政府以外にはなかなか持ち得なかった。それが“信用”を生んでいたのである。その後、紙幣になってからは偽造防止技術が進化し、その価...
経済

租税の必要性

税金の徴集なくして近代国家は成立しない。つまり近代国家は「租税国家」でもある。租税の必要性をもたらしたのは、火器や船といった軍事テクノロジーの革新といってよいだろう。言い方を変えれば、近代国家は戦争を遂行するための軍事システムとして誕生...
経済

手形の始まり

手形の始まりは、12世紀頃のイタリアであったというのが通説です。当時のイタリアは、ヨーロッパ文明の中心地であり、東西を結ぶ交通の要所でもありました。そのため、イタリアには他の都市からの人やものがたくさん集まりました。そういったなかで取引...
経済

商用信用の発展と銀行券

現代の通貨は紙券である、すなわち内在的な価値をもつ貨幣(鋳貨等々)ではなく、“銀行券”である。しかも単なる銀行券ではなく、中央銀行券である。それは確かに直接に紙幣ではないが、紙幣と同様に減価し、インフレをもたらすのであり、もたらしてきた...
産業

ランボルギーニの転機

時は第二次世界大戦後。後のランボルギーニ創始者で、当時優秀なメカニックであったフェルッチオ・ランボルギーニは、自ら開発したシステムを使って高性能トラクターを作り巨額の財を築きました。そして彼は当時、イタリアで成功者の証とされていたフェラ...
経済

計画的発明の技術

アインシュタインは1905年に、空間と時間は単一の時空連続体に解消するという説を発表した。その時空連続体の性質によって、ふたつの物体の相対的な運動における変化が、一方からする他方の計測に影響するというのである。 1914年以前には...
政治

片山哲内閣の目論見

昭和22年には日本社会党が総選挙で勝利し、片山哲内閣が成立した。この内閣は経済安定本部を設置する。この組織の仕事は、財政・経済政策全体の立案である。つまり、大蔵省主計局の予算権限を奪おうと目論んだのである。 経済安定本部の長官は和...
国際

「関税・貿易に関する一般協定」(GATT)

従来の「国民国家」の枠組みで経済を操作するのには限界があることが、1973~74年に、アラブの石油輸出国が、アメリカのイスラエル支持への報復として、合衆国への石油輸出禁止を決めたときに明らかになった。 グローバリゼーション以前と異...
アメリカ合衆国

アメリカの独立

アメリカ合衆国は、世界史上、初めて最初から国王や貴族のいない、共和政の連邦国家として成立、イギリス植民地支配からの解放を実現しただけでなく、市民=ブルジョワジーが権力を掌握した国家として誕生したので、単なる独立戦争としてではなく、アメリ...
軍事

エチオピア

初代テオドーレ皇帝から続くエチオピアの支配者たちは、きわめて精力的で、野心家であり、また冷酷な男たちであった。彼らは一方では力に訴え、他方ではアビシニア・キリスト教会を中心とする古くからの文化的伝統に訴えることによって、アビシニアの高地...
タイトルとURLをコピーしました